完済している抵当権が付いた不動産を相続した場合の手続き
完済している抵当権が付いている不動産を相続した場合の手続きについて解説します。
完済している抵当権が付いている不動産を相続した場合、どのように抵当権抹消を行うのでしょうか。
この場合は、相続登記行わなければ抵当権抹消登記はできません。(少なくとも相続登記を同時に行う必要があります。)
理由は、抵当権抹消手続きは所有権登記名義人と抵当権者(金融機関)が共同で登記の申請をすべきものとされているからです。
(所有権登記名義人が死亡している場合は、所有権登記名義人がいない状態ですので事実上、登記申請が出来ません。)
ちなみに、抵当権抹消するための金融機関から発行された書面を紛失している場合は、金融機関に再発行してもらう手続きを行います。
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